ピラティスと筋トレのどっちをやればいいの?2つの違いについて解説

2022年9月25日

悩んでる人
悩んでる人
ピラティスと筋トレの違いって何?
ピラティスと筋トレのどっちをやればいいのかわからない。

このような悩みを解決していきたいと思います。

この記事の内容

  • ピラティスと筋トレの違い
  • ピラティスと筋トレのそれぞれの効果
  • あなたがピラティスをやるべきなのか筋トレをやるべきなのか

この記事の信頼性

左が筋トレを始める前の私で、右が筋トレを始めて1年半後の私です。

筋トレを始めて身体を変えることができました。

その過程で得た知識や経験をもとに記事を書いています。

ピラティスと筋トレの違い

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筋トレ初心者
ピラティスと筋トレが違うことはなんとなくわかるけど、実際に何が違うんだろう。
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マッチョ
ピラティスと筋トレの違いを表にまとめたから、これを見れば一瞬で違いがわかるぞ。
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筋トレ初心者
ありがとうございます!
ピラティス筋トレ
運動の種類有酸素運動無酸素運動
目的姿勢改善、柔軟性向上筋肉量の増加、筋力の向上
鍛えられる筋肉インナーマッスルアウターマッスル
運動強度低め高め
ピラティスと筋トレの違い

ピラティスと筋トレの違い① 運動の種類

ピラティスと筋トレは運動の種類に違いがあります。

ピラティスは有酸素運動という類の運動で、軽〜中程度の負荷を継続的にかける運動のことを指します。

ウォーキングやジョギングもピラティスと同じ有酸素運動の類に入ります。

体内の糖質や脂肪が、酸素と一緒に消費されることから有酸素運動と呼ばれています。

筋トレは無酸素運動という類の運動で、短時間に大きな力を発揮する運動のことを指します。

筋トレの他に短距離走も無酸素運動の類に入ります。

酸素を使わずにエネルギーを作り出すことから無酸素運動と呼ばれています。

ピラティスと筋トレの違い② 目的

ピラティスと筋トレでは目的が全く違うので、それぞれの目的をしっかりと理解してどちらの運動を行うのかを決める必要があります。

ピラティスは主に姿勢改善や柔軟性の向上を目的とした運動です。

女性のほうがしなやかな身体を目指したいという方が多いので、ピラティスの女性比率が高くなっているのだと言えます。

しかし、ピラティスは女性だけが行うものではありません。

しなやかな身体を作りたい方であれば性別は全く関係ないです。

筋トレは主に筋肉量の増加や筋力の向上を目的とした運動です。

筋トレはマッチョになりたい人がやるイメージが強いですが、そんなことはありません。

痩せやすい身体を作りたい方にも筋トレはおすすめです。

筋肉量を増やすことで引き締まった身体になりますし、基礎代謝も上がるので痩せやすい身体になることができます。

女性だからピラティス、男性だから筋トレという考えではなく、自分の目的に合わせて選ぶことが重要です。

ちなみにピラティスと筋トレを両方やっていただいても問題はありません。

ピラティスと筋トレの違い③ 鍛えられる筋肉

ピラティスではインナーマッスルを鍛えることができます。

インナーマッスルとは身体の深いところにある筋肉のことを指します。

外から見えない筋肉なので普段あまり意識をすることがないと思いますが、内臓を支えたり、骨盤を安定させるなどの役割がある大切な筋肉です。

インナーマッスル(一部)
  • ローテーターカフ
  • 腰方形筋
  • 腸腰筋

ローテーターカフ

腰方形筋

腸腰筋

筋トレではアウターマッスルを鍛えることができます。

アウターマッスルとは身体の表面にある筋肉のことを指します。

アウターマッスルは外から見える筋肉なので、鍛えることで見た目を変えることができます。

アウターマッスル(一部)
  • 大胸筋
  • 広背筋
  • 三角筋

大胸筋

広背筋

三角筋

ピラティスと筋トレの違い④ 運動強度

ピラティスは運動強度が低いです。

なので、ケガのリスクも低いですし、あまり運動に自信がない方でも始めやすいという特徴があります。

筋トレは運動強度が高いのでピラティスと比べるとケガをする可能性は高いです。

準備運動を入念に行い、重すぎる重量を扱わないようにすることでケガのリスクを減らすことができます。

ピラティスのメリット

ピラティスのメリットは主に4つです。

ピラティスのメリット
  • 姿勢改善
  • 腰痛や肩こりの改善
  • 冷え性やむくみの改善
  • 基礎代謝の向上

姿勢改善

ピラティスによって骨盤の位置を正したり、インナーマッスルを鍛えることで姿勢が改善されます。

最近ではPCやスマホをよく使うようになったので、姿勢が悪くなりがちです。

ピラティスを行うことで、普段の生活によって歪んでしまった姿勢を正すことができます。

また、ピラティスを習慣化することで普段の生活でも姿勢を意識するようになるので姿勢改善をしたい方にはとてもおすすめです。

腰痛や肩こりの改善

ピラティスによって姿勢が改善されることにより、関節や筋肉への負担が軽減します。

悪い姿勢や長時間同じ姿勢を続けていると特定の場所に負担が偏ってしまい、それが腰痛や肩こりの原因になっている場合が多いです。

ピラティスで骨盤の位置を正し、姿勢を改善することで身体への負担を減らしていくことができます。

冷え性やむくみの改善

ピラティスによって骨盤の位置を正すことによって内臓の位置も正すことができ、内臓の働きが活発になります。

内臓の働きが活発になることで血流が良くなるので、冷え性やむくみが改善されていきます。

冷え性やむくみで悩んでいるのは女性の方が多いので、ピラティスは女性人気が高いのだと考えられます。

基礎代謝の向上

ピラティスによって内臓の働きが活発になることで基礎代謝が向上します。

基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことを指します。

基礎代謝が上がることで、平常時の消費カロリーが増えるので痩せやすくなります。

筋トレのメリット

筋トレのメリットは主に4つです。

筋トレのメリット
  • かっこいい身体になれる
  • 痩せやすい身体になれる
  • 自分に自信がつく
  • 継続力がつく

かっこいい身体になれる

筋トレはアウターマッスルを鍛えることができるので、かっこいい身体になることができます。

男性であれば分厚い胸板や、太い腕、バキバキの腹筋、女性であれば引き締まったお尻や、引き締まった脚に憧れる人が多いと思います。

筋トレをすることでこのような憧れの身体に近づくことができます。

痩せやすい身体になれる

筋トレをして筋肉量を増やすことで、基礎代謝が上がるので痩せやすい身体になります。

特に女性の方だとあまり筋肉をつけたくないという方が多いと思いますが、筋肉が全然ない状態だと基礎代謝が低いので一時的に痩せられたとしてもリバウンドしやすいです。

筋トレをして筋肉をつけることで、リバウンドしにくい身体を手に入れることができます。

自分に自信がつく

筋トレを継続的に行うことでテストステロンというホルモンが分泌されます。

テストステロンにはやる気が出たり、挑戦する気持ちを促したりする働きがあるので自分に自信を持つことができるようになります。

また、見た目が変わることでも自信が高まるので、自分に自信をつけたい方はぜひ筋トレを継続してみてください。

継続力がつく

筋トレは継続しなければ結果が出ないので、継続力が身につきます。

自分には継続力がないと感じている方は筋トレを通して継続力を身につけてみてください。

筋トレを継続することができれば他の物事に対しても、「私は筋トレ継続できてるから何でもある程度は継続できるはず」という気持ちを持つことができ、人生が良い方向に向いていきます。

筋トレを継続できるか不安だという方は、【筋トレ初心者必見】筋トレを継続するコツとは?2度も筋トレをやめた経験のある私が解説しますにて、筋トレを継続するコツを解説していますのでご覧ください。

結局ピラティスと筋トレどっちをやればいいの?

ピラティスと筋トレでは得られる効果が違います。

目的を明確にすることで自分がどっちを行うべきなのか見えてくると思います。

ピラティスをやるべき人

  • 姿勢を改善したい人
  • あまり運動に自信がない人

筋トレをやるべき人

  • マッチョになりたい人
  • 痩せやすい身体を作りたい人

ピラティスを体験した感想

私は筋トレの経験はあるのですが、ピラティスの経験はなかったので実際にピラティスを体験してきました。

50分ほどレッスンを受けたのですが、レッスン前後で姿勢がまるで違いました。

私は巻き肩ということもあり重心が少し前にいってしまっていたのですが、レッスンを受けた後に直立してみると、重心が正常な位置に戻ったのです。

50分ピラティスを受けるだけでこんなに姿勢が改善されるのかと衝撃を受けました。

また、ピラティスを受けて以降、姿勢にとても気をつけるようになりました。

気を抜くと悪い姿勢になってしまうのでその度に姿勢を正すようにしています。

最初は「ピラティスって効果あるの?」と疑っていましたが、実際にピラティスを受けて効果があるということがわかりました。

私と同じようにピラティスの効果を疑っている方がいましたら1度ピラティスを受けてみることをおすすめします。

まとめ:自分の目的に合ったエクササイズを選ぶようにしましょう

今回はピラティスと筋トレの違いについて解説してきました。

もう1度おさらいしたいと思います。

  • ピラティスと筋トレの違い
    • 運動の種類
      • ピラティス:有酸素運動
      • 筋トレ:無酸素運動
    • 目的
      • ピラティス:姿勢改善、柔軟性向上
      • 筋トレ:筋肉量の増加、筋力の向上
    • 鍛えられる筋肉
      • ピラティス:インナーマッスル
      • 筋トレ:アウターマッスル
    • 運動強度
      • ピラティス:低め
      • 筋トレ:高め
  • ピラティスと筋トレのそれぞれのメリット
    • ピラティスのメリット
      • 姿勢改善
      • 腰痛や肩こりの改善
      • 冷え性やむくみの改善
      • 基礎代謝の向上
    • 筋トレのメリット
      • かっこいい身体になれる
      • 痩せやすい身体になれる
      • 自分に自信がつく
      • 継続力がつく
  • あなたがピラティスをやるべきなのか筋トレをやるべきなのか
    • 姿勢を改善したい人、あまり運動に自信がない人
      • ピラティスがおすすめ
    • マッチョになりたい人、痩せやすい身体を作りたい人
      • 筋トレがおすすめ

ピラティスと筋トレを両方やるのが1番良いですが、なかなか両方をやるのは難しいと思うので自分がどっちを優先的にやるべきなのかを判断して取り組んでみてください。

今回は以上です。

トレーニング

Posted by 凡人